オンライン英会話の大手DMMとレアジョブ比較の注目点

2021年5月25日オンライン英会話比較


オンライン英会話の大手、DMM英会話とレアジョブ、どちらを受ければいいのか悩んでいる方に向けて、どちらも有料会員として使ってみた筆者が比較の注目点をピックアップして紹介しますのでじっくり比べてみてください。

でも冒頭でざっくりと結論を出すとなると、

ビジネス英会話のレッスンを受けたいならビジネスの実務経験のある講師によるレアジョブの「ビジネス英会話コース」で決まりです。

しかし一般的な英会話のレッスンをするならどちらでもいいと思います。DMM英会話とレアジョブ、どちらも切磋琢磨して会員獲得に努力しているのでサービスの質は均衡しているからです。

「どちらのオンライン英会話にするか」より、「どの講師に教わるか」が実は重要なポイントなんです。
「自分だけのお気に入りの講師をキープする」、これが賢いオンライン英会話の使い方です。

でもやっぱりどっちがいいか決められないよ〜


う〜ん、そうですよね〜。
DMM英会話とレアジョブ、どんな違いがあるか深掘りしていきましょう。

レッスン比較:回数・料金・対応時間

レッスンの回数・料金を比べていきます。
(1レッスンはどちらも25分です)

レッスン回数・料金

DMM

プラン レッスン数 料金 1レッスンあたりの料金
スタンダードプラン 毎日1レッスン 6,480円(税込) 209円
毎日2レッスン 10,780円(税込) 174円
毎日3レッスン 15,180円(税込) 163円
プラスネイティブプラン 毎日1レッスン 15,800円(税込) 510円
毎日2レッスン 31,200円(税込 503円
毎日3レッスン 45,100円(税込) 485円

(プラスネイティブプラン:ネイティブ(母国語が英語)の講師によるレッスン。)

レアジョブ

プラン(コース) レッスン数 料金 1レッスンあたりの料金
日常英会話コース
レアジョブ英会話の基本コース。
初めての英会話から海外旅行など、日常表現を広く学ぶコース
月8回 4,620円 580円
税込
毎日1レッスン 6,380円
税込
205円
税込
毎日2レッスン 10,670円
税込
334円
税込
ビジネス英会話コース
特別なトレーニングを受けた認定講師とコース専用教材で、よりビジネスに特化したコース
毎日1レッスン 10,780円
税込
348円
税込

(1レッスンあたりの料金は月額を31日で割ったもの)

比較しやすいのは毎日1レッスンのプラン(コース)で
DMM:6,480円(税込)
レアジョブ:6,380円(税込)
ほぼ同じです。

毎日は受けられない、週2日がいいという人はレアジョブの月8回コースになりますね。

レッスン対応時間

レッスンが受けられる時間は

DMMは24時間
レアジョブは6〜25時

これだと単純に25時以降から朝6時前にしか時間が取れない人はDMM一択になるわけだが、25時以降から朝6時前だと予約をとれる講師がめっきり少なくなるのも事実。

「DMMとレアジョブ、レッスン比較:回数・料金・対応時間」まとめ

基本的に料金の差はほぼない。
週2回程度のレッスンでいいという人はレアジョブの月8回コースになる。

深夜、早朝にレッスンができるのはDMMだけだが、深夜、早朝だと予約出来る講師は少なくなる。

お気に入りの講師を予約したい場合は自分のスケジュールではなく講師のスケジュールに合わせないといけなくなるので深夜、早朝にではお気に入りの講師を予約出来る可能性は少なくなる。

講師の国籍

DMM

非常に多くの国籍の講師がいます。

非ネイティブ:フィリピン、セルビアやルーマニア、南アフリカ、日本、他90カ国以上。
ネイティブ:イギリス、アメリカ

レアジョブ

フィリピン人のみ。
ネイティブ(母国語が英語)の講師はいない。

講師の国籍:まとめ
ネイティブスピーカー講師のレッスンを希望するならDMMです。
DMMは90カ国以上の国籍の講師が在籍していますが、特別に色々な国の人と英語で話してみたいという人以外はあまり意味を感じないかもしれません。
ただしぼくは北欧系の金髪美女のレッスンは受けてました。英語上達には関係のないレッスンになりましたが・・・

講師の質

細かい事を言うとDMMの方が色々な国の人がいる分、管理が出来ていない印象はあります。

でも、「※ネイティブキャンプ」のように予約をせずいきあたりばったりの講師のレッスンを受けるのとは違い、毎回予約をするわけですからお気にいりの講師を選んでレッスンを受けるということを考えるとDMMとレアジョブの講師の質の差は気にしなくていいと思います。

やる気のない先生はたしかにいる。自宅でやっている人に多い。緊張感がないわけだ。
ただ1回でもその先生にあたれば次からは選ばないわけなので、DMMとレアジョブ「やる気のない先生が多いのはどちら」を気にする必要はあまりない。

DMMは6,000人程度の講師を抱えていて、採用には気を使っているといっても全部の講師がすばらしいレッスンをするとは正直言えないと思います。
それは4,000人程度の講師を抱えるレアジョブも同じ。

いい講師を探し出し、講師と自分のスケジュールを考慮して予約を入れられるようにするにはユーザー側の労力によります。

しっかりと文法の間違いを指摘して指導出来る、語学を教えるプロという見方をすると傾向としてレアジョブのフィリピン大を出た講師の方が優っているという判断になると思います。
フィリピン大:フィリピンの東大と言われている。
レアジョブのほとんどの講師がフィリピン大卒者。

※オンライン英会話の「ネイティブキャンプ」は予約なしでその時にスタンバイしている講師に1日に何回でもレッスンをしてもらう「今すぐレッスン」プランが有名。

講師の質:まとめ
DMMとレアジョブ、どちらの講師の質も大きくは変わらない。
結局、レッスンが受けやすい質のいい講師はいろんな講師のレッスンを受けてみて自分で探すしかない。

ネイティブ講師

DMMではプラスネイティブプランでイギリス、アメリカのネイティブスピーカー講師によるレッスンが受けられる。

レアジョブではネイティブスピーカー講師によるレッスンはない。

DMMでもネイティブ講師のレッスンは無料体験では受けられない。

ただしDMMは2,000円でネイティブ講師のレッスンのお試しチケット(有効期限は7日間で2レッスン)があり、
チケット有効期限の7日間以内に「プラスネイティブプラン」へ入会すれば、体験するために支払った2000円はキャッシュバックしてくれます。

お気に入りの講師をみつける

講師の国籍や質について比較してきましたが、問題はいかにレッスンを受けやすく上達につながるお気に入りの講師を見つけられかです。
DMMとレアジョブ、どちらがお気に入りの講師が見つけやすいか?

答えは「実際に体験をしてみたらいいじゃん」という事です。
無料体験があるので(大抵は最低2回レッスンが受けられる)、実際に受けてみて感触を掴む。

とは言っても2回の無料体験レッスンではお気に入りの講師が見つかるはずがない、
入会してから探すという事になるのですが。

一時休会して交互に受けてみる

僕がやってみた方法は一ヶ月づつ交互に受けてみるというやり方です。

休会するというシステムがあって「今月は一ヶ月休みます」という事が出来る。

とりあえずどちらでもいいので入会してしまって、一ヶ月したら休会してもうひとつの方に入会する。
2つのオンライン英会話の会員になって一ヶ月ごとに交代で受けてみる事が出来るわけです。
休んでいる間は月額料金はかかりませんから、費用はひとつのオンライン英会話だけを受けているときと同じです。

そして、どちらか、自分のお気に入りの講師、予約もしやすい人が見つかればそちらだけにすればいいんです。

お気に入りの講師が見つからなかった方は休会のままでいいと思います。料金は発生しません。
僕は何年も休会状態のオンライン英会話がいくつもありますよ。

休会扱いのいいところ。
それまでのレッスンの記録は保存されたままになる。

予約

全体的な講師の質はほぼ変わりないので、自分にあった講師を予約出来るかが問題になります。

人気のある講師は予約がとれない

毎日プランでは翌日の予約しかとれないため、お気に入りの講師を毎回予約するのはむずかしい。
1ヶ月先までまとめて予約が取れるオンライン英会話もありますが、DMMとレアジョブでは予約したレッスンが終わらないと次のレッスンの予約ができないのです。

レッスンが終わって明日の予約をしようとすると人気のある講師はすべて埋まっている事が多いです。

講師選び

最初のうちはお気に入りの講師を探すといっても検索して探すことになると思うのですが、午前中に検索して予約不可でも午後になると予約可能になっていたりするのでこまめにチェックするといいですね。

講師の側からすると時差があるから朝起きてから、その日の自分のステイタスを予約出来る状態にしているだけみたいです。

DMMでは他のユーザーの評価を見る事が出来ます。
☆マークが4.5~5.0の講師で、レッスンを1000回以上こなしている講師だといいレッスンをしてくれるようです。

レアジョブは残念ながら他の生徒からの評価を見ることはできません。

コメントで音声が悪いと書いてあることが多いようでしたら避けましょう。
その講師の使っているパソコン、マイク、通信システムなどが原因と考えられるからです。

発音

アメリカ企業のコールセンターでは、たくさんのフィリピン人の人たちが英語で応対しています。

フィリピン人講師でも特に発音に問題はないという意見が多いです。

どうしても気になる人はDMMの「プラスネイティブプラン」でネイティブ(母国語が英語)の講師のレッスンを受けましょう。

ネイティブではない講師でもアメリカ・イギリス系企業で働いていた経歴のある人は発音が綺麗な事が多いです

教材

無料体験レッスンをするには無料会員登録をするのですが、それだけでかなりの教材を使う事が出来ます。

DMMだと無料会員登録で「DMM英会話なんてU know?」というプロの講師陣に英語に関するあらゆる疑問を質問できるサイトにアクセス出来る。

「こんなとき何ていうんだろう」日頃思った疑問を質問すればネイティブ講師がとても詳しく解答をしてくれます。
英会話やメール、手紙の文章を作るときでも気軽にフィットする表現を教えてもらえます。

DMMだと無料体験で日本人講師のレッスンを受けることも出来る。
レアジョブでも日本語の出来るとフィリピン人講師がいるが、一番最初は日本人だと安心かもしれない。
ちなみに僕は日本人講師のレッスンは受けた事がない。
日本人相手に英語を話すのはなんか気恥ずかしいんです。

●iKnow

DMMだとめちゃくちゃ使い勝手のいい英語学習アプリiKnow(月額1,480円)が使い放題。
初心者だったらiKnowで予習してオンライン英会話で実戦するというパターンは最適な気がする。

休会した場合、休会期間中は使えなくなる。
そのあいだそれまでの記録は保存されるので、会員に復帰したら続きから再開出来る。

ビジネス英会話コース

本気でビジネス英語をやるならレアジョブのビジネスコースがいいでしょう。
ビジネス英会話コース(1日1レッスン25分)は月額9800円(税別)。特別なトレーニングを受けた認定講師のレッスンです。

DMMではビジネス英会話コースというものはなく、ビジネス英会話が得意な講師にビジネス英会話用教材を使ったレッスンをするというやり方です。

DMMでは無料会員登録すればすべての教材を見る(使う)事が出来る。
レアジョブでは多くの教材が有料会員でないと使えないがTOEIC/TOEFL向け教材は無料で使用できる。

まとめ

オンライン英会話大手のDMMとレアジョブを比較するときに注目する点は

●料金
ほぼ変わらない。
●レッスン回数
どちらも毎日1レッスンプラン(コース)がある。
週2回程度ならレアジョブの月8回コース。
●講師の国籍
DMM:90カ国以上の国籍の講師が在籍している。ネイティブ講師もいる。
レアジョブ:フィリピン人講師のみ。ネイティブ講師はいない。
色々な国の人と話してみたいならDMMだが特にそれを利用に選ばないと思う。
●講師の質
ほぼ同じだが国籍の多さ、人数の多さでDMMの方が管理出来ていない印象はある。
●講師選び
結局いい講師は自分でレッスンを受けてみて探していくしかない。
人気の講師は予約がとりずらいので自分だけのお気に入り講師を探そう。

とにかく「百聞は一見にしかず」です。
両方とも無料体験でレッスンを受けてみると少し見えてくると思います。

→DMM英会話で無料体験

→ レアジョブ英会話


以上「オンライン英会話の大手DMMとレアジョブ比較の注目点」という記事でした。
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