ほんとにネイティヴじゃないとダメ?ネイティヴ講師のレッスンを安く受けられると評判のオンライン英会話を比較
すっかり一般的に定着してきた感のあるオンライン英会話。
安さが魅力なんですが、講師陣の大半がフィリピンの人。その他はアルバニア、クロアチアほか東欧の人が多い。
つまり英語が母国語ではない人たち。ネイティヴスピーカーではない人たちです。
やっぱりアメリカ・イギリスなど英語が母国語の人たちに教わりたい人は多いわけなんです。
(ご存知のようにアメリカとイギリスでは発音もしきたりも違うので一緒くたには出来ないんですが)
でも日本人が英語を習うのにはネイティブの人じゃないとほんとにダメなんでしょうか?
一緒にネイティヴの講師に教わる意味を調べて見ましょうよ。
後半は「やっぱりネイティヴ講師のレッスンがいい」というあなたのための、ネイティヴ講師のレッスンを安く受けられると評判のオンライン英会話教室を比較します。
やっぱりネイティヴ講師の方がいいの?
あなたは誰に(どんな人)に英語を習いたいですか?
やっぱり英語が母国語でちゃんとした英語を喋れる人がいいでしょうね。
仮にあなたが英語圏の外国人で、日本語を習いたいと思ったときはどんな人に習ったらいいと思いますか?
お笑い芸人パックンマックンのパックンことパトリックハーランさんはいまやバラエティだけでなくいろんな番組で活躍しています。
このパックンと出川哲朗氏だったら、どちらに日本語を習いたいでしょう。
パックンは日本語でも政治や経済について深くつっこんだところまで議論する事が出来ます。
加えて英語圏の人が日本語を勉強するときの難しさを体験しています。
さあ、どうしましょう。
完全なネイティブ日本人の出川哲朗氏がいいかパックンがいいか?
パックンの話しているのを聞くと、ところどころ日本語の発音がおかしいところがあるのがわかります。
「そうか、それならやっぱりネイティブの出川の哲っちゃんだろう。」となりますか?
出川の哲っちゃんは当たり前ですが発音がおかしいところはありません。
しかし彼の日本語は文法がめちゃくちゃな時があります。
ぼくの外国人の友人に日本語の先生としてすすめるなら、迷わずパックンの方でしょうね。
つまり言いたい事はネイティヴにこだわらなくてもいいんじゃないの?という事なんです。
オンライン英会話では多いフィリピン人講師。
人によっては訛りがキツイ場合もあると言われていますが、アメリカの企業のコールセンターで雇っているのはフィリピンの人がかなり多いんです。
実用的な電話での英語のやりとりに関して企業が不安を感じないのがフィリピンの人の英語レベルと言えますよね。
あなたは、それでもやっぱりネイティヴ講師がいいですか?
ネイティヴ講師メリット・デメリット
それでは、「やっぱりネイティヴ講師jがいい!」とこだわるあなたと一緒にメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリット
ほかの英会話のサイトを見ているとネイティヴ講師のメリットについて次のような事をあげています。
- 発音、会話のリズム
- ネイティヴが使う表現や言い回し
- そのときどきの英語圏の文化や話題を知る
発音、会話のリズム
これはネイティヴから教わる意味は大きいですよね。
日本語の場合を考えてみましょう。
デーブ・スペクターさん、バラエティ番組で有名ですよね。
何十年も日本に住んでいて日本の文化についてもくわしい。
しかし彼の話す日本語は自然な日本語のリズムには聞こえません。
何十年と日本人と接しているのに、とてもくせのある発音・リズムと言えるでしょう。
ただ単にネイティヴの人と会話するだけじゃ発音・リズムは身につかない事の証明だとも言えます。
間違った発音、リズムを指摘出来て、矯正出来るスキルは専門の語学教師でないと難しいという事です。
ネイティヴでもアルバイトで英会話教師をしている講師ではまったく無理でしょう。
ネイティヴが使う表現や言い回し
ネイティヴが使う独特の表現や言い回しなどは、語学を専門に教えている人ならネイティヴでなくともその情報は持っているでしょう。
たとえば今のアメリカ、ニューヨークで流行っている独特の表現や言い回しなどをリアルタイムで知りたいのあればニューヨークの人間に聞くしかありません。
オンライン英会話の講師に求める事ではありませんよね。
そのときどきの英語圏の文化や話題を知る
これも先ほどと同様で細かいことは現地に人に聞くしかありません。
しかしほとんどはニュースサイトなどをチェックしていれば情報は手に入ると思いませんか?
なんかメリットを全部否定してしまいましたが、ぼくが言いたいののは「ネイティブ なら誰でもいいわけじゃない」という事なんです。
ネイティヴ講師におそわる一番のメリットはやはり発音・リズムです。
間違った発音、リズムを指摘出来て、矯正出来るスキルを持ったネイティヴの語学教師なら教わる意味はおおいにあると思います。
デメリット
- 料金が高い
- 絶対数が少ないのでレッスンの予約がとりにくい
料金が高い
オンライン英会話の料金を見てみればわかりますが、ネイティヴ講師だけのコースにすると普通のコースよりも高くなります。
これは単純に人件費ですよね。
物価の安いフィリピンなら講師の人件費も安くなりますがアメリカ、イギリス在住の講師の人件費は当然高くなります。
料金が高いからスキルの高い語学教師であるとは必ずしも言えないと思います。
レッスンの予約がとりにくい
オンライン英会話教室に在籍している講師の割合からするとネイティヴの講師は少ないです。
絶対数の少ない講師の予約は当然取りづらくなりますよね。
この予約が取れないという問題はネイティヴ講師じゃなくてもあるんです。
オンライン英会話の教室にはたくさんの講師が在籍しています。
しかし何人か受けてみるとわかりますが教え方のうまい人は一握りです。
みんな、そういう人を予約したがるので、人気の先生は予約が取りづらいという事になってしまうんですよ。
ここまで見てきてどうですか?
まだ、誰でもいいからネイティヴの人に教わりたいと思いますか?
大事なのは語学を教えるプロなのかということ
ネイティブだからといって正確な文法で話せているとは限らない。
あなたの外国人の友達に出川の哲っちゃんに日本語を教わるようにすすめたいですか?
ネイティヴ講師でも語学を教えるのが専門ではない人も多くいます。
別の仕事をしていてアルバイトでオンラインの英語教師をやっているなどです。
当たり前の事ですがわたしたちも文法を意識して話していません。
そのため話し言葉ならこうでも文章となると、また違った表現になるとか正確な文法を説明することは出来ません。
おなじようにアルバイトでオンラインの英語教師をやっている人は自分の普段の話し言葉でしかレッスンは出来ません。
それが正確な文法かどうかは当然わかりません。
ホームステイなどをすると日常から英会話に慣れて自然に話せるようになると言われいます。
しかし、これは片言の英語が喋れるようになるという事です。
ホームステイ先の家族が正確な文法を教えてくれるわけではないですから。
「でも喋れるようになってはいるじゃないか」と思いますか?
そうです、喋れるようになります。英会話が出来るようになります、片言で。
つまりそのレベルでいいのならこの記事のテーマ「ネイティヴ講師に教わる必要」はないと言えませんか。
片言で意思疎通が出来ればいいというのであれば一般レベルのフィリピン講師のレッスンでも問題ないでしょう?
ネイティヴでも教えるスキルが低い人はだめだし、フィリピン講師でも発音が正確でなおかつ、生徒の発音を矯正出来るスキルを持っている人、つまり大事なのは語学を教えるプロなのかということにまりませんかねぇ。
ネイティヴ講師とフィリピン講師の違い
料金の違い
これは主にその国の人件費の違いによります。
必ずしも語学教師としてのスキルの違いではないですね。
スキルの高いネイティヴの講師ばかり揃えているオンライン英会話教室もありますが、DMMやレアジョブなどのお手軽に受けられる(ぼくは大好きですよ)教室と比べるとかなりお高い料金設定になっていますよね。
ちなみにDMMでもネイティブ講師だけのレッスンもあります。
通常のフィリピン講師主体のレッスンとネイティブ講師だけのレッスン(プラスネイティブプラン)の料金を比較すると
通常プラン | プラスネイティブプラン | |
---|---|---|
毎日1レッスン(25分) | 4,960円(税込) | 15,800円(税込) |
毎日2レッスン(50分) | 8,200円(税込) | 31,200円(税込) |
毎日3レッスン(75分) | 11,500円(税込) | 45,100円(税込) |
3倍以上とかなり高くなっているのがわかります。
発音の違い
いわゆる訛りですよね。
日本語のうまい外国人でも音声だけ聞いてたら日本人が喋っていると思うほどの人はなかなかいません。
そういうレベルで、ネイティヴの人が聞くと「フィリピン」訛りだと感じる人がほとんどです。
ただたまに、ひどく発音の悪いフィリピン講師はいます。
何人もの人のレッスンを受けて自分の耳が慣れてくるとそういう人の発音はどんどん気になってきます。
でもそれなら、その人のレッスンは予約しなければいいだけです。
オンライン英会話のネットでの話題で「フィリピン講師の発音がひどい」というのを見かけますが、わかってんならその人のレッスンは予約しなければいいじゃんと思いませんか?
ネイティヴの講師についていろいろ説明してきましたが、「それでもやっぱりネイティヴの講師がいい」というあなたにネイティヴ講師のレッスンが受けられるオンライン英会話を次の項目でまとめてみます。
ネイティヴ講師のレッスンを受けられるオンライン英会話比較
それでもやっぱりネイティヴ講師のレッスンを受けたいあなたにおすすめのオンライン英会話を紹介します。
EnglishLive
料金プラン | 月額7,900円(税別) |
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル |
|
予約時間 | 24時間対応 |
無料体験レッスン | 7日間有効の無料体験レッスン そのあいだにマンツーマン1回、グループ3回まで受けられる。 |
在籍するネイティヴ講師は2,000人以上。
講師の質の高さにも定評がある。
採用基準がきびしく、全員英語教授の資格のTEFLや TKTと呼ばれる資格を保有している。
無料体験レッスンに申し込んだ後、7日間以内に解約をしないと本契約になってしまうので注意。
エイゴックス
料金プラン | ネイティヴ講師1レッスン(25分) = 100ポイント フィリピン講師1レッスン(25分) = 20ポイントポイントを購入してレッスンを受ける。 定期購入プランがお得。ポイント定期購入プラン(ネイティブ講師選択時のレッスン回数)
|
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル | マンツーマン:1レッスン25分 |
予約時間 | 24時間対応 |
無料体験レッスン | 25分のレッスン1回 |
ポイントの有効期限は1ヵ月。
レッスンを受けなかった場合でも、ポイントは翌月に持ち越せないので注意。
(例) 4月20日に購入・支給されたポイント ⇒ 有効期限は5月19日まで。
目安としてフィリピン講師1レッスン140円に対しネイティヴ講師は350円かかる。
ECCオンラインレッスン
料金プラン | ネイティヴ講師またはバイリンガル日本人講師担当
月3回プラン 月8回プラン |
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル |
|
予約時間 | 15日先まで予約可能 最短5分前まで予約可能 |
無料体験レッスン | ネイティブ講師1回(フィリピン講師だと2回) |
月3回プランで一回4,100円と高額。
独自のシステムを開発していてSkypeを使う必要がない。
スマフォ・タブレット・パソコンに対応していてインストールなしでwebページにアクセスすればすぐに使えるレッスンシステム。
Skypeのインストールや使い方が不安な人にはおすすめ。
Skypeと違ってチャットしている講師の顔とテキストが同時に見えるようになっている。
これは意外と使いやすいと思う。
Best Teacher
料金プラン | 日常英会話コース 月額12,000円(税込) |
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル |
WritingレッスンとSkypeレッスンがセットになっている |
予約可能時間 | 24時間対応 |
無料体験レッスン | WritingレッスンとSkypeレッスンで1セット分 |
ここのレッスンは他とは違ってWrittiingが学べる。
レッスンの流れ
1 Writingレッスン
講師とチャットをしながら自分が話したい事を文章にしていく。
講師が添削して自然な正しい言い回しの文章が出来上がる。
2 Reading&Listening
出来上がった文章を講師が読み録音される。
その音声を聞きながら復習する。
3 Skypeレッスン
作った文章をもとに実際にスカイプで講師と会話してみる。
ネイティヴ講師がいい人はは自分でアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア国籍の講師を選ぶ。
料金はネイティヴかどうかにかかわらず一定。
WritingレッスンとSkypeレッスンがセットになっていてSkypeで会話だけ練習したい人にはウザいかもしれない。
バーチャル英会話 One to Oneレッスン
料金プラン |
|
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル | マンツーマン:1レッスン25分 |
予約可能時間 | 早朝5:00~深夜2:00 |
無料体験レッスン | 25分のレッスン1回 |
1レッスンが3千円以上する高額なレッスン。(定額プランだと2,970円)
講師はすべてネイティヴ。
SkypeではなくNTTが提供するMeeting PlazaというWeb会議専用のシステムを使用してレッスンを行う。
音声の質は良い。
自分のスケジュールに合わせて都度購入プランが利用出来るが、ポイントの有効期限が
30pt :30日間
120pt :60日間
となっているので期限内に使い切らないといけない。
ネットの口コミではレベルの高いレッスンと評判はいい。
DMMオンライン英会話 プラスネイティヴプラン
料金プラン | プラスネイティブプラン
1レッスンあたり485円〜 |
---|---|
ネイティブ講師 |
|
レッスンスタイル |
|
予約対応時間 | 24時間 |
体験レッスン | プラスネイティブプラン体験チケット(2,000円)を購入すると25分のレッスン2回が受けられる。 このチケットは有効期限が7日間。 7日間以内にプラスネイティブプランに入会すると体験チケット代はキャッシュバックされ実質無料になる。 |
とにかく講師の数が多いので予約はとりやすい。
入会せず体験レッスンだけだとお金がかかるのはマイナスポイント。
入会すると有料(月額780円~)の英語アプリ「iKnow!」が無料で使える。
教室を選ぶポイント
気になるのは料金ですよね。
1レッスンあたりの最低料金(定額やポイントまとめ買いなどをしたとき)を比べるとこうなっています。
English Live | 1,066円 |
エイゴックス | 900円 |
ECCオンラインレッスン | 3,880円 |
Best Teacher | 400円 |
バーチャル英会話 One to One | 2,970円 |
DMMオンライン英会話 プラスネイティヴプラン |
485円 |
ECCオンラインレッスンとバーチャル英会話 One to OneはSkypeを使わずに独自のシステムを使っているので高くなっています。
その分、Skypeの接続状態に左右されずにいつでもクリアな音声、画像でレッスンが受けられます。
最安値はBest Teacher、次がDMMオンラインですが、定額なのでどちらも毎日欠かさずにレッスンを受けた場合です。
たとえば月に20回しか受けられないとかになると、一回あたりの値段は高くなります。
ネイティヴ講師を選ぶポイント
まず語学教師としての実績を見ましょう。
専門の語学教師としての経験が何年もある人じゃないと厳しいと思います。
ビデオや音声データなどの紹介がある場合はその音声や画像にも注目してください。
Skypeを使う場合に紹介の音声や画像が悪いと接続環境が悪いと考えられます。
本番でも音声や画像が悪い可能性は高いです。
まとめ
ネイティヴ講師メリット・デメリットやネイティヴ講師とフィリピン講師の違いなど、いろいろ見てきましたがやっぱりネイティヴ講師の方がいいですか?
もういちど言いますが、講師選びのポイントは語学を教えるプロなのかどうかということです。
どうしてもネイティヴ講師がいい人は「ネイティヴ講師のレッスンを受けられるオンライン英会話ランキング」から選んでとりあえずレッスンを受けてみてください。
でもどうせなら無料レッスンもありますからネイティヴじゃない講師のレッスンも体験した方がいいと思いますよ。
決めるのは両方体験したあとでもおそくないですから。
補足
ネイティヴ講師にこだわらないなら、おすすめはDMM英会話かレアジョブです。
どちらもシステム的にはさほど違いはありません。
大切なのは自分にあった講師と出会えるかです。
1ヶ月のレッスン料はわずか6,480円税込(DMM)6,380円税込(レアジョブ)でこれぐらいの金額の教室は他にもたくさんあります。
自分にあった講師が見つからなかったら速攻で別のところに乗り換えてしまっていいと思います。
まずは無料レッスンに申し込んでしまいましょう。
その日のうちに(早ければ1時間以内に)最初のレッスンが受けられます。
大抵無料レッスンは2回まで受けられます。
いくつかの教室をハシゴして自分にあった教室を探してください。
以上「ほんとにネイティヴじゃないとダメ?ネイティヴ講師のレッスンを安く受けられると評判のオンライン英会話を比較」という記事でした。
気に入ってもらえたらシェアしてくれると嬉しいです。
最近のコメント